You are in rock. still…

*まだいしのなかにいる*

金沢マラソン2018(3)

帰宅後に、デジカメの画像が残っていないことにショックを受けた僕だったが、ダメ元と思いつつ「USBメモリ復旧」にてSDカードの復元をかけてみた。おおっ!何枚か救済できた。こんな感じ。スタートして5km過ぎくらいのものだろう。駅前から中心部を走り市街地へと至る頃の写真だ。

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ごらンのような曇り空。スタートから小雨がパラつくなか走ってきて、これから上りへ入るところ。幸いに思えば、、、土砂降りにはならず、気温が低めで、かつ湿度は高めという、走りやすさからはよい気候だ。だが個人的には、こういう暗い空の下を走るのは精神的になかなかUPしない感じ。せっかくスタート直前にUPしてたテンションがどんどん下がる。

北陸の代表的な空模様。これからの季節はずーっとこんな感じの空が続き、雲が低く立ちこめる長い日々を春まで耐えなければならないのだ。暗い冬の暮らしが目前に延々延びている感じがして、ちょいと滅入る。北陸人にはなじみ深い天候とは言え、やはり晴れ間が欲しいと思った。

太平洋側=表日本ではこれからが、マラソンシーズン入りだが、こちら=裏日本wでは終わりの時期となる。雪はなぁ、どうしようもありません。春になってからがシーズンインで、田植えが終わる頃までお預けとなる。そうすると今度は一気に気温も上がってるから、暑さの心配がーーーっ!でも青空の下走る方が苦しさも耐えられるかもしれない。

さて、20km地点くらいまでは曇り空に押しつぶされそうになりながら、自然と抑えめのペースで走った。先々週のハーフでバテバテな散々な結果となり、練習不足が露呈した。今回のフルでは慎重に無理せず完走を目指そうと思ったわけだ。まぁ気分が変に高揚しない結果、押さえ気味に入れたのだと思う。

25km、30kmと淡々と走った記憶がある。気温が低いせいか10km、20kmあたり計2回トイレに寄る。いままではあまりトイレのお世話になることはなかったんだけど、曇り空という条件下での不安があったのかもしれない。今思えば2回寄る必要があったかどうかと思うが、、、結果論だ。記録に大きな変化はない。

いつもなら20km近くから膝が痛み始めるが、今回は異常はなかった。お、これは行けるかも?とちょっとラッキーって思った。行けるかも?ペースあげてもいいんじゃないか!?徐々に上げてみるが、思ったほどスピードは上がらない。そのうえやはり左膝に違和感がでてきた。おまけに右の大腿部に微妙な引き攣れる感もでてきた。

自身は足攣りの経験はあまりないが、左膝と右大腿の違和感の出現で、再びテンション下がる。かつ、不安感が出てくる。激しい痛みにはならないが、一歩一歩確かめて進むイメージになった。痛くなったどうしよう・・・不安UP。小心者っすw。

丁度、沿線に冷却スプレーを手にして応援する人達が表れてくれて、膝と大腿にスプレーを貰う。気持ちEE!この頃からは給水の度に大腿と膝にも水をかけつつ走る。走る。スピードは上がらないが、意地でも歩かないゾ!ヤケになってたかも^^;、

なんとか40kmの表示が見えたときにピキ!って足が攣る。うひゃここで足攣りかよ~、右の大腿が伸ばせないような痛み。うわぁどうしようと思った。電柱に手をかけて屈伸する。この屈伸がこの世のモノとは思えないような痛みを伴う^^;大腿が縦に二分されるよな、、、が、5,6回の屈伸で嘘のように痛みが治まる。2本に別れた筋肉が一本の右大腿に戻った感じ。

残りの2kmはもう、次に攣る前にGOALへ着こうと、それだけ考えて走りました。GOAL手前で歩くことなく走った自分を褒めてやりたい^^;。

スタートの直後から、天候のせいで気持ちが挫けそうになり。不安になりがちな自分を、GOALまで導いてk暮れたのは、ずーっと応援し続けてくれた金沢の沿道の人達のおかげ。走ってる瞬間、瞬間では意識していなかったけども。GOALまでたどり着いたときに、その線を越えさせてくれたのは途切れない応援のせいだと感じました。

レースの記録を振り返り、結果を見直すたびに感じることがあります。ずーっとペースが上がらないまま、気持ちもあがらないまま、えもすると不安が膨れ挫けそうになるときに、それを忘れさせてくれて、もう少し、もう少し、あと少し、さぁGOALだ!!って寄り添ってくれたのは金沢の皆さんのおかげです。応援りがとう!!

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GOAL直後の写真も復活したことが一番嬉しいです。ほんとはムサイ自分の写真なんてUPしたくないんですが、復活を記念して首下からUPです^^ノシ

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金沢マラソン2018(2)

デジカメのデータが吹っ飛んでたので、公式ページの画像を多用しております<(_ _)>

今年の金沢マラソンのテーマ、キャッチフレーズは、"金沢をまるごと「走る」"だそうだ。金沢マラソンを走るのは今回が初めてである。遊びにきたり、買い物にきたりで年3回ほどは訪れているので、金沢の町をほどほどに知ってはいる。が、こうして町中を走ることは初めてだ。

地図をみればわかるように、スタート地点が「広坂通り」(しいのき迎賓館前)となっている。まさに金沢の繁華街のどまんかで、そのあとは郊外を中心部に沿って巡回するコースとなる。北陸で一番の町だからね^^;中心街を走るってだけでテンションあがります。

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金沢マラソン2018コース紹介

金沢マラソンは街中で行われることが一つの売りとなっている。声援が途切れることなく最後まで続くという、それは喜ばしいが、そのため朝早くから交通規制が敷かれる。金沢へは車でいくことがほとんどだけれど、当日は朝から入れない。前日に入っても今度は終わるまで車が出せない時間が続くことになる。列車でいくか、、、

また、受付は前日までに済ませなければならない。富山からだと日帰り距離だが、前日と、当日と、2回往復するとなると結構な手間だ。あれこれ悩みつつ前泊することにしたはいいが、決めかねているうちにほとんどのホテルは埋まってしまっていた。あらら、、、宿がない状態。 

北陸新幹線ができてから金沢のホテル事情は一気に悪化。最近までも建築ラッシュが続いている。だが休日がからむとなかなかとれなくない。まさかこれほどとは、、、困った。早めに宿を押さえておくべきだった。

もっとも高価なお宿はあるけれども、それだったら日帰り×2にする。ほぼ日帰り×2を覚悟していたが、諦めきれず連日ネットで空きを確認しつづける。すると2週間ほど前になって空きを発見した。こまめにチェックすれば空きは出るものだ。

なんとか宿は確保し一安心。ところが今度は前日の土曜にどうしても外せない仕事ができてしまう。最低半日は拘束される。午後からの出発でも受け付けは間に合うが、問題は当日のシャトルバスだ。これがチケット制(有料100円)になっている。先着順なのである。仕事が終わって出かけるとしても受付はなんとか間に合うが、、、

ちなみに駅からスタートまでは徒歩20分ほどだ。今度は、朝から歩くかどうしようか悩むことになった。ま、歩いても大丈夫じゃねと思い、歩くことに決断した。

そして迎えた当日の朝が冷たい雨だT-T。前日の天気予報では曇りのち晴れだったのに、、、こんな中を「20分歩くのはツライなぁ」といテンションだだ下がり。ダメ元でタクシーを呼べないか試すも、「完全封鎖でダメです」とのつれない返事だった。

しかたがない。歩く。それでも駅前に出ると結構な人が歩いて目指している。雨も本降りじゃないし傘がなくても我慢できる状態だった。同じ方を目指して集団で歩くうちに、妙な連帯感がフツフツとわきあがってきた。それに20分の徒歩はいい準備運動にもなった。朝起きて雨だったときに感じた嫌なイメージも消えてった。スタート地点に近づくにつれテンションもUP。

これで晴れ間が出てくれたら最高だな、、、(つづく)

 

金沢マラソン2018(1)

この日は地元の富山でも「富山マラソン」が行われている。実は、まだ富山マラソンにも出たことがない。過去2回応募したが、直前に仕事とぶつかり出られなかった。なんか富山は巡り合わせが悪い気がして、金沢に応募してみたら当選した。これも何かのだと思い、今年は金沢で走る!と決めたのがこの春のこと。
それから半年の間。しっかり準備したかと言えば、実はNO。今年は全然走れてないのである。月に100km走るか否か、決定的に走り込みが不足の状態だた。去年まではサブ4を目指すぞ!と意気込んでいたのに、いつのまにモチベーションがだだ下がり状態になってました。
一昨年の黒部名水でフルマラソンを4:26でデビューした。よし次はサブ4だー、って単純に思ったのが、実に甘かった。思えば、当時は日々の練習の記録もココにUPしていたのに、いつの間にかそれも途切れている。なにしろ、一回あたりの走る距離もどんどん短くなって、最近は5kmがせいぜいというていたらくだ。
今月の初め頃に走ったハーフでは散々な結果に、こりゃ完走するのが精一杯だなぁ。と目標を分相応なものに修正したわけです。で、今回の結果はネットで4:33という結果でした。目標修正が妥当であったと思います。反省&課題はいっぱい。
さて、レースの概略です。参加者数は13000人で、例年に比べてちょっと少ないのかな?と思いつつ、スタート地点の混雑の中に入るとそんなことは全く判別がつかない密集ぶり。金沢マラソンは町中を走るコースが多く、ずっと集団で走る感じと聞いていたので、この状態で延々走るというのはしんどいなと、まず心配になりました。
でも、今の自分には、それが調度良かったんですね。自然とスロースタートになり、抑えながら走ることができたわけです。5km過ぎ辺りまでは集団にペースを合わせて走りました。そのことが最後まで大崩れせず走れた要因の一つ。
それと天候。4,5日前までは雨の予報だったのが、金曜日に確認すると曇りになって、前日の予報では曇りのち晴れということで改善していて、ラッキー!と思っていた。なのに朝起きると雨。それほど強い雨ではありませんでしたが、足元が濡れてると思うとテンション↓DOWN。

宿を駅の近くに取っていたので、雨の中をスタート地点まで(約2km)歩くのが億劫になって気が滅入ってくる。しかし、駅周辺からゾロゾロとランナーが集まってきて、自然と行進が始まると自然とテンション↑UP^^;単純な性格なのです。

気温が低くて体感的に10℃ちょいくらいな感じ。今まで、そんなに沢山の大会に出たわけじゃないんですが、いずれも好天に恵まれて暑いことはあっても、雨のなか走るのは初めての経験。再び不安がぶりかえそうになってテンション↓DOWN。

スタート時間には、雨もあがって風もなく、これって結構良いコンデションでないか?と、またまた思い直してテンション↑UP。コロコロ気持ちが上下します。こういう感じは初めての経験です。スタート合図までの時間を・・・主催者やゲストの挨拶・・・を聞き流しながら、コロコロ気持ちが変わってて、やや、これって緊張してるのか?と気付きました^^;

そうこうコロコロ気が変わってるウチにいよいよスタートです。(つづく)

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