You are in rock. still…

*まだいしのなかにいる*

no future

これも熱気ではあったと思う。当時の英国の社会状況がどれだけ若者に希望を失わせていたか、もうあまり憶えてはいないのだ。もっとも英国に住んでいたわけなんかじゃなく音楽雑誌やラジオからの聞きかじりに過ぎない。だって中学生だったもの(うw歳バレる~)。そのムーブメントが日本にやってくるのにあと10年は待たなきゃいけなかった


Sex Pistols - God Save The Queen (HD OFFICAL MUSIC VIDEO)

 むしろ日本には、その後のニューウェーブといわれる音楽が先にやってきて、パンクは後塵を拝してしまった感がある。ニューロマンティクスとか、スカやなんかがやってきて、やっとパンクが復興してきた頃。その頃には、実は英国のパンクも周到に仕組まれた出来レースだったことも判明していた。しかし、まぁこういう社会状況にはコレだ!という先見の妙がピッタリあてはまったのには間違い無い

日本のパンクはそう言う意味で、後追いではあったが、むしろそういう仕組まれたところなしに勃興してきたともいえるのだが、世間には、若者達には、スタイルとしてしか映らなかったように思う

今の、なんか閉塞感の感じるこの国に、はたして!マルコムのような仕掛人があらわれたならば、、、どんなムーブメントを仕掛けるのだろうか

アンタ、マルコムにならないか!