You are in rock. still…

*まだいしのなかにいる*

それさえも平穏な日々

日曜がおわった次の日。だいぶん気温も緩みんでしまい。軒下に巻き爪状に張り出した雪庇ともども、ほとんどの氷柱はというと落下してしまっており。残されたわずかな氷柱がぼたぼたと水滴を落下させていた月曜の朝。玄関を出て落下する水滴の間合いをつかみそこねなかなか一歩が踏み出せぬ

 

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 年が明けるとあっという間に普通の日常にもどる。11月、12月にはやれクリスマスだ、大掃除だ、年賀状だ、新年あけましておめでとうだ、とまさに元日のその日まで。まるで時間を短縮させたかのように慌ただしく過ごしたのが夢幻かのよう。ひとたび夢から覚めると時間は泥沼のなかを歩むように間延びして、一日の終わるまでの長さときたらどうだ!まるでシーシュポスのようだ。再び頂上へたどり着けば、ついたで急転直下で転がり落ちる大きな岩、、、一年とはそういうものかもしれぬワ!

 

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人生50年。否。人間50年・・・

 

人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり、一度生を享け、滅せぬもののあるべきか、これを菩提の種と思ひ定めざらんは、口惜しかりき次第ぞ

 

どうにもこうにも時間の感覚が狂い咲きサンダーロード