シゴトがえり。いつもとは違う、、、どっちかといえば逆の方向の、、、海岸線へ向かった。空はまだすこし青みが残っていて、遠くの町の明かりがパッと灯っている瞬間。今日は全く風も吹いていないので、なにもかもが止まってるような気がします
でも瞬く間に暗くなっていって、東から西へと空も暗くなっていった。足下から海へ、海面はすっかり暗い闇のなかに溶け込んでいるが。空はまだ日中の名残をおしみつつ青みを引きずっている
とうとう真っ暗に日が暮れた。急に車のライトで照らされて向こいの壁の真緑のツタの葉が怒っている。プンプン
しかしなぁ。どんなに忙しくても、あるいは、いかにヤーな仕事であっても、それをひたすら耐えて働いてる僕らの住んでる場所は、この空と大地の狭間のほんのわずかばかりの領域でしかないんだ。もっと、高く、もっと、深く、僕らの知らない空間や時間があることに気づけば
このネガティブな個たる存在なんてちっぽけなもんだと思えてくるよ