You are in rock. still…

*まだいしのなかにいる*

決戦前夜

誰しもがどこかココロ此処にあらず、なにか浮かれており、昨日までの突如の雪や今朝の篠突く雨にも、うかうかと落ち込んではいられない雰囲気だ。そう、明日いよいよ開業=北陸新幹線。皆がみな、恩恵があるわけではないが、それでも「おらが悲願」のた新幹線の響きはどこか心浮き立たせるものがあるのだ

そう東京に行く用事もなく、ほとんどの富山県民は、年に一度乗るか乗らないか、が現状だろう。シゴトで東京へ行き来する人以外、そう利用するとは考えにくい。時間的に短くなったとはいえ、それが利用促進となるかどうかは”求心力”の問題だ。魅力を感じるかどうか、、、新幹線そのものに魅力を感じる人はあるだろうが、だからといって乗ることだけが目的なら、一度乗れば目的は達成する。じっくりと堪能するにしても、せいぜい2度、3度乗ればそれまで

まして目的地に近くなることが魅力とすれば、魅力の先は東京か金沢だ。『富山→東京』、『東京→金沢』という魅力の方向性が固定するなら、新幹線は富山にやってきても、それは富山の人が外へ向うことをを加速させても、求心力にはなりそうにない。外への出発点。もしくはただの通過点の一点で終わるのか、、、

妙なココロの高ぶりの内実は、新しい「光」の到着と通過という。興奮と不安が半分づつ、というのが正直なところか。富山の魅力ってなんだろうか?富山に住む者には見つけられそうにありません。今更ですけどね