決してうまい文書ではなくて、どちらかというと読みにくい、、、セリフのやりとりがどちらのセリフかわからなかったり、凝ったはずの言い回しが鼻についたり、量はそれほどでもないが、けっこうな箇所でつかえつかえして読んだ。そう、それでも読み続けた。最初のウチはそうでもなかったのだけど、中盤のちょっと前から、あ、この作者は文書のうまさじゃない!なんだかいっちゃん最初に出た「神様のカルテ」のような雰囲気で、面白い予感がしはじめた、、、膵臓だのホルモンだの不謹慎なコトバの乱用も鼻につくか
ふと立ち寄った本屋で別の本を買うつもりだったのに、その本がなくて、つい目にとまったこの本を買っていた。ときどきそういうチャレンジャーな僕になる。当たりだ。ちょっと、今思えば恥ずかしくなるような青春ストーリー、こんなオジサンにはまったく似合わず、むしろ夏休みの、読書感想文を書くような、彼、彼女らに読んで欲しいと、思った。もう長い夏休みなんて貰えやしないオジサン故の願いだ
ちょっとだけネタバレw。涙しつつ、必死に涙を堪えつつ、不覚だ!で、結末にぶっ飛ぶぞ!さぁ、読め!!